めだかの飼育

★飼育水について★

水は一日汲み置きをしてカルキ抜きをする。水量はめだか1匹当たりに1リットルが基準です

過密飼育になると酸素不足な環境悪化になり、弱る原因になります。

 めだかを飼育槽に移す場合、必ず水合わせが必要です。

 水合わせは、カルキ抜きをした飼育槽に容器ごと浮かべて、1時間以上置きます。

次にコップ一杯の飼育槽の水を容器に入れ、30分置きます。2回以上行い異常がなければ飼育槽に放してください。

水換えは10日毎位に3分の1程度、カルキ抜き水と入れ替えて下さい。

 

★餌について

餌は1日2回5分程で食べきれる量、少量を与えて下さい。与えすぎは水質悪化の為体調不良になる恐れがあります。

冬場は水温が10度を下回ると餌をほとんど食べなくなります。

 

★置き場所について

日の当たる場所が最適ですが、夏場水温が高くなりすぎないようカーテン・よしず等で日よけをして光を遮断して下さい。

冬場屋外で水温が0度~5度まで下がると冬眠する為、水温管理の必要はありません。めだかは変温動物の為極端は場合を除き適応できます。

 

★その他

水草は酸素不足を防ぎ、水質浄化の作用があります。稚魚の隠れ場所にも最適です。

底砂はめだかに安心感を与え、水をきれいに保つ効果があります。


★注意

めだかを川などに放流しないで下さい。生態系が崩れてしまう恐れがあります。

 


めだかの繁殖

・めだかの繁殖は自然環境の中、春から夏にかけて繁殖します。


・繁殖はオスメス揃い25度の水温と12時間以上の日照時間が保たれていれば可能です。室内の場合はライト、ヒーターなどで水温と光で調整すると良いです。


・産卵槽は土、底砂などを入れず、別の容器に卵を産みつける産卵床シュロか水草(ホテイソウ等)を入れます。


・お腹に卵を持ち産卵床に付着させたら、親めだかが食べてしまうのを防ぐ為、産卵床ごと孵化用の水槽に移動しましょう。


・孵化は約2週間程かかります。稚魚の体長が親の半分位になってから生魚と同じ飼育槽に戻しても大丈夫です。


・孵化して数日は餌は食べませんが、稚魚の餌はパウダー状にして与えてましょう。


・生まれた卵の中には無精卵も含まれます。無精卵は白濁して潰れやすいが、有精卵は簡単には潰れず丈夫です。